リフォーム現場・職人の熟練の技に注目!
普段目にすることのない、家の建設現場。そこは、職人たちの世界です。
なかなか立ち入りにくいかと思いますが・・・
興味をもって見てみると、なかなか面白いです。
今日ご紹介したいのは「カンナ」について。
木材は表面むき出しの状態で乾燥・保管されています。
いざ、家に使おうとした時、保管された状態で使うと、
表面の荒れが目立つ!
そこで、カンナがけは欠かせない工程なのです。
表面を整え、美しく。
お化粧と同じです。
この写真を見ると、専門の工具を使えば、すーっとかけられる気がしますが・・・
このレベルになるには、長い時間をかけて経験を積む必要があります。
工務店の世界では、「10年で一人前」という言葉があります。
若い職人は、大工の棟梁の手元を見ながら、技を盗み、
暇を見つけては、カンナかけの練習。
そして、休憩時間には、工具を研いでいたのです。
さらに、月日を重ねることで、一流の腕前になる。
簡単なように見えて、実はすごい技術なのです!
もしも、自宅を建てられたり、リフォームされる際は、
家の出来栄えだけでなく、職人の腕にも注目してみてください。
家が建つ実感が高まり、より愛着がわくことでしょう。
その際は・・・缶コーヒーの1本でも差し入れしておくと、
職人さんのテンションが上がって、少しだけ早く完成するかもしれません(^-^)